フロントチョーク
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フロントチョーク (Front Choke) は格闘技における絞め技の一つ。別名ギロチンチョーク。プロレスではフロントネックロック、フロントスリーパー、前方裸絞めの名で知られる。
[編集] 概要
右(左)腕で相手の頸部(首)を正面から抱え、左(右)手で相手の右(左)上腕部肘付近をつかむ。右(左)手で自分の左(右)前腕部をつかみ絞めあげる。着衣格闘技の場合は左(右)手で右(左)上腕部肘付近の代わりに相手の右(左)肩付近上衣をつかむ手法もある。木村政彦が得意としていた。両手をクラッチして絞めあげる手法もあるが少し極りづらい。立った状態または座った状態のいずれにおいても極めることができる。
ヘンゾ・グレイシーが菊田早苗にこの技で勝利しているが、ヘンゾは左腕を相手の右脇下を通して両手をクラッチして絞めていた。この手法は日本では前述の両手をクラッチして絞めあげる手法より極りづらいとされていた手法であり、何か奥義がある様で日本格闘技界を驚かせた。そののちアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラもこれを得意技にしてることが判りブラジルではポピュラーな手法であることが判った。この手法だとガードポジションに移行しても極め易い。