ブラックタイガー (宇宙戦艦ヤマト)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブラックタイガーは、アニメ『宇宙戦艦ヤマト』に登場する架空の戦闘機である。以下劇中設定。
地球防衛軍(E.D.F)の宇宙戦闘攻撃機である。 宇宙戦艦ヤマトの2199年航海時の主力搭載機である。後に後継機であるコスモタイガーIIに取って代わられる。
この機体が開発される以前の地球製航空機は、ガミラス製偵察機を追跡することすら不可能であった。ヤマト同様、イスカンダルからのオーバーテクノロジーにより、全ての性能が飛躍的に向上し、ガミラス軍と互角以上の戦闘が可能となった。機体外観は無尾翼デルタに属し、これは後に開発されるコスモ・ゼロ、コスモタイガーIIにも受け継がれる。
後継機である、コスモタイガーIIとの主な類似点、相違点について挙げてみる。
- コスモタイガーIIが垂直尾翼が小型の双尾翼なのに対し、ブラックタイガーは自機の主翼並の面積の大型垂直尾翼を一つ持つ。
- メインスラスターノズルは両機とも長方形に近いものである。
- ブラックタイガーは胴体片側に3門、両側で計6門のパルスレーザー砲を装備する。コスモタイガーIIは機首に装備する。
- 両機とも胴体下面後部に2枚のベントラル・フィンを持つ。
- 両機とも胴体部はシンプルな箱状である。
[編集] 諸元
- 全長等不明(「コスモゼロに準ずる」との記述あり。映像的には劇中でコスモ・ゼロよりもやや小型に描かれていることが多い。)
- 武装
- パルスレーザー砲×3門×2 計6門(胴体)
- その他ミサイル