プログラム内蔵方式
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プログラム内蔵方式(—ないぞうほうしき)はメモリ上にプログラムを配置し(ほとんどの場合それをキャッシュなどに移動してから)読み込んで実行するコンピュータ・アーキテクチャである。ストアドプログラム方式とも言う。
以下のようなタイプが存在する。
プログラム内蔵方式以前の計算機では、プログラムは配線によって行われていたが、プログラム内蔵方式の計算機では、プログラムの変更は、記憶装置上に保存されている命令情報の書き換えに過ぎない。つまり、ハードウェアの改変をすることなくコンピュータにさまざまな機能をもたせることが可能となった。それは即ち、コンピュータは、ソフトウェアという概念なしには語れなくなったということでもある。
1970年代以降のほとんど全ての計算機はプログラム内蔵方式である。