プロレス・スターウォーズ
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『プロレス・スターウォーズ』は、原康史(桜井康雄のペンネーム)原作、みのもけんじ画の、プロレスを題材としたスポーツ漫画、協力・監修は全日本プロレス、新日本プロレスが認可・認定している。月刊フレッシュジャンプで昭和62年10月号まで連載されていた。
桜井は東京スポーツ編集局長としてプロレス界に影響力があったが、原作にノータッチで、クレームに対処するため名を連ねた。連載にあたり、桜井はみのもに対し「好きなようにやりなさい、クレームが来たら私に任せなさい」と言ったという。荒唐無稽なストーリーはみのもけんじが単独で考え出していた。
198X年、新日本プロレスと全日本プロレスの合同興行の成功をきっかけとして空前のプロレスブームが起こった日本を手に入れようとする「アメリカン・プロレス」(NWA、AWA、WWF(現在のWWE)の統一組織)を新日本・全日本の連合軍(後に第1次UWFも合流)が迎え撃つ。
[編集] 新日・全日連合軍VSアメリカン・プロレス
- 第1戦
- 198X年5月21日に後楽園球場で開催。5チーム選抜のタッグマッチ。
- 第2戦
- 198X年8月17日に両国国技館で開催。5対5の勝ち抜き戦を行ない、最後に勝ち残った者がリック・フレアーの保持する「リアル・ワールド・チャンピオン」に挑戦する。
- 第3戦
- 198X年8月25日に東京ドームで開催。新たに組織された「恐竜軍団」とのシングルマッチ。尚、この作品に出てくる東京ドームは「完成まで1年掛かる」と言われていたのを「アメリカン・プロレス」が「土地や権利をすべて買い取り、1週間の突貫工事で完成させた」設定のため、現実の東京ドームとは違う。
[編集] 単行本
ジャンプ・コミックスで発売された、全11巻。
- 第1巻、「血戦・馬場VS猪木!!!の巻」。巻末コメントはジャイアント馬場。
- 第2巻、「維新の魂!!の巻」。巻末コメントはアントニオ猪木。
- 第3巻、「ザ・ロード・ウォリアーズ来襲!!の巻」。巻末コメントは山本小鉄。
- 第4巻、「殺人フルコース炸裂!!の巻」。巻末コメントはジャンボ鶴田。
- 第5巻、「恐怖のジャイアント血戦!!の巻」。巻末コメントは藤波辰巳。
- 第6巻、「最強最後の殺人技!!の巻」。巻末コメントは天龍源一郎。
- 第7巻、「“新闘魂伝説”誕生の瞬間!!の巻」。巻末コメントはジョー樋口。
- 第8巻、「黄金のベルトをつかむ男!!の巻」。巻末コメントは長州力。
- 第9巻、「第3次世界大戦勃発!!の巻」。巻末コメントは藤原喜明。
- 第10巻、「甦れ!黄金の左の巻」。巻末コメントは輪島大士。
- 第11巻、「アメリカン・プロレス壊滅!!の巻」。スペシャル読切の「SAYONARAテリー」と「マドゥ」を収録。巻末コメントは前田日明。
[編集] 真説・プロレススターウォーズ
プロレス雑誌「週刊ゴング」の携帯サイトで連載されている外伝的作品。物語は主にみのもけんじによるテキスト(脚本)のみで連載され、印象的な場面のイラストを1話につき1枚掲載。今はなき伝説のレスラーが復活し戦うほか、俗に言うインディのレスラーまで登場する。
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