ヘイムスクリングラ
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ヘイムスクリングラ(heimskringla)は1220年代か1230年代初頭にアイスランドのストゥルラの息子スノッリが編集したと言われているノルウェーの王のサガ集の総称である。スウェーデンの伝説上の王家であるユングリング家(Ynglingar)に始まり10世紀、11世紀を経て12世紀で終わる。
[編集] 内容
- ユングリング家のサガ
- ハールヴダン黒王のサガ
- ハラルドル美髪王 のサガ(931年?頃没)
- ハーコン善王のサガ (960年頃没 )
- 灰色マントのハラルドル王のサガ (970年頃/974?年没)
- トリッグヴィの息子オーラーヴル王 のサガ(1000年没)
- 聖オーラーヴル王 のサガ(1030年没)
- マグヌス善王のサガ (1047年没 )
- ハラルドル苛烈王のサガ (1066年没 )
- オーラーヴル平和王のサガ (1093/94年没 )
- 裸足のマグヌース王のサガ (1103年没 )
- マグヌースの息子たちのサガ(十字軍(エルサレム行き)のシグルズル (1130年没 )、エイステイン (1122年没)、オーラーヴル (1116年没))
- マグヌース盲王 (退位1135年)と キリストの僕のハラルドル王 (1136年没)のサガ
- ハラルドルの息子たち(インギ(1161年没)、シグルズル(1155年没)、エイステイン(1157年没))のサガ
- 肩広のハーコン王 のサガ(1162年没 )
- エルリングルの息子マグヌースのサガ(1184年没だが、サガは1177年の勝利まで)