ベイジョー人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ベイジョー人(英語:Bajoran)はアメリカのSFテレビドラマ/映画『スタートレック』シリーズに登場する架空のヒューマノイド型異星人。ベイジョー星に住む人々で星間国家の一つカーデシア連合に長らく強制的に統治されていた。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 身体
基本的に人間と同じだが鼻に皺がある。また妊娠した際はつわりの代わりにくしゃみが頻発する。右耳に信仰を表す装飾イヤリングを付けている。
[編集] 精神
聖なる神殿(ベイジョー・ワームホール)に住む預言者を信仰しており実際にも心が繋がっている。宗教組織として、最高指導者のカイ(Kai)を頂点に高級聖職者であるヴェデク(Vedek)が議会を構成している。
[編集] 文化
ベイジョー星は美しい自然が残されており、古代からの創造的文化と調和して発展してきたが、カーデシアの占領によって衰退し近代的な建物が少なくなった。余談だがベイジョーの一日は地球時間で言う26時間である。
ベイジョー人の姓名は地球の中国人や日本人のように姓・名の順に表記する。
[編集] 政治
解放後は臨時政府議会が統治している。惑星連邦への加盟を目指して支援を受ける。
[編集] 歴史
年代は地球の西暦を基準とする。
- (24世紀から)1万年前、発光体(預言者の涙)がもたらされる。預言者に対する宗教が勃興する。
- 16世紀、ソーラーセイル宇宙船でベイジョー星系内を航行する。
- 2328年、カーデシアの侵略を受け、統治される。
- 2369年、カーデシアの占領から脱する。惑星連邦に支援を受ける。
- 2371年、カーデシアと平和協定を結ぶ。
- 2373年、惑星連邦への加盟をベンジャミン・シスコの提言により延期する。ドミニオンと不可侵条約を締結。ドミニオン戦争に関して中立となる。
[編集] 支配下の星
[編集] 戦闘スタイル
カーデシアに統治されていた時代はレジスタンスを組織し、ゲリラ、テロ活動を主な手段としてカーデシアを大いに苦しめていた。解放後は正規軍としてベイジョー国民軍を組織した。
[編集] 代表的なベイジョー人
- キラ・ネリス
- ロー・ラレン
- オパカ・スラン (カイ(~2369年)、ガンマ宇宙域に立ち去る)
- ウィン・アダミ (ヴェデク(~2371年)、カイ(2371年~))
- バライル・アントス (ヴェデク)
- シャカール・アドン (レジスタンスのリーダー、解放後は政府首相)