ベガーズ・バンケット・レコード
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ベガーズ・バンケット・レコード (Beggars Banquet Records) はイギリスのインディーズ・レコードレーベルである。1977年、マーティン・ミルズ (Martin Mills) とニック・オースティン (Nick Austin) の経営するレコードショップ・チェーンとして設立され、イギリスのパンクバンド「ラーカーズ」(The Lurkers) のデビュー7インチシングル「Shadow/Love Story」のリリースを皮切りに活動を開始。その後、チューブウェイ・アーミーと、それを率いるゲイリー・ニューマンのヒットによってレーベルの将来が約束されることとなった。
また、ベガーズは様々なサブレーベルを設立している。まず1979年にアイヴォ・ワッツ=ラッセル (Ivo Watts-Russell) とピーター・ケント (Peter Kent) によって4ADが設立。その後4ADは一旦はベガーズから独立するが1999年に再びベガーズの傘下に入る。次に1981年には4ADを離脱したピーター・ケントによってシチュエーション・トゥー (Situation Two) が設立され、1992年にベガーズ本体に吸収されるまで活動を続ける。また、1989年にはXLレコーディングス (XL Recordings) の前身、シティービート (Citybeat) が、1995年にはマントラ・レコーディングス (Mantra Recordings) がそれぞれ設立されている。現在、4AD、XL、マントラの他、マタドール・レコード (Matador Records)、モ・ワックス (Mo'Wax)、トゥー・ピュア (Too Pure)、ウィージャ (Wiiija) がベガーズ・グループの一員である。
2006年にはワーナーミュージック・ジャパンとライセンス契約を締結し、ベガーズ・ジャパンを設立。日本市場に直接進出を果たした。
[編集] 主要アーティスト
※過去に在籍したアーティストも含む
- バウハウス (Bauhaus)
- ベティー・サーヴァート (Bettie Serveert)
- バッファロー・トム (Buffalo Tom)
- シャーラタンズ (The Charlatans)
- ザ・カルト (The Cult)
- ザ・フォール (The Fall)
- ゲイリー・ニューマン (Gary Numan)
- ジーン・ラヴズ・ジザベル (Gene Loves Jezebel)
- ゴー・ビトウィーンズ (The Go-Betweens)
- ループ (Loop)
- ラヴ・アンド・ロケッツ (Love and Rockets)
- ルナ (Luna)
- マーク・ラネガン (Mark Lanegan)
- マーキュリー・レヴ (Mercury Rev)
- ローラースケート・スキニー (Rollerskate Skinny)
- サザン・デス・カルト (Southern Death Cult)
- ティンダースティックス (Tindersticks)
- チューブウェイ・アーミー (Tubeway Army)