ベシャメルソース
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ベシャメルソース(sauce béchamel)は、牛乳で作った白いソースのこと。
フランス料理の基本的なソースのひとつ。 バターと小麦粉を焦げないように炒めて作ったルーに、牛乳を加えて煮、こして仕上げる。 グラタン、クリームコロッケ、ドリアなどに広く用いられる。ソースの固さは小麦粉と牛乳の分量によって調節される。
考案されたときは、ベシャメルソースといえば、牛乳、子牛のブイヨンと調味料をゆっくりと煮立て、クリームで濃くしたものを漉したものを指していた。
ベシャメルとはルイ14世の料理長の名前ともオルレアン家の執事の名前とも言われるが定かでない。