ペンギン娘

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『ペンギン娘』は、高橋てつやのギャグ漫画。週刊少年チャンピオン（秋田書店刊）掲載。

2006年21号から25号まで短期集中連載、26号から正式連載となっている。

注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。

[編集] 概要

『おジャ魔女どれみ』シリーズ、『ふたりはプリキュア』シリーズなどの同人誌(主に18禁)で有名な同人サークル「モエモエカフェ」で「しっと」というペンネームで活動している作者の、自身初となる商業誌連載作品。

一話4ページからなるショートギャグ作品で、4ページのうちの1ページが4コマ漫画2本という形式を取っている。作品のメインテーマは「オタク少女」であり、主人公のオタク少女・南極さくらがさまざまな騒動に周りを巻き込んでいくギャグが軸となっている。なお、ページ毎（4コマは1本毎）にサブタイトルが付いている。正式連載になってから全6ページとなった。現在は4コマが無くなり、6ページのショート作品になっている。

[編集] 登場人物

南極さくら（なんきょく -）

この物語の主な舞台となる私立北極学園に転校してきた頭の弱い14歳のオタク少女（作中では「Aガール」と表記）。北極学園生徒会会長。すべての価値観がアニメ中心であり、コスプレが趣味で日常的にコスプレをしている。コスプレをした状態でキャラになりきると、そのキャラそのままの能力が発揮できる特技の持ち主。ペンギンというあだ名を鯨に付けられる。実はお金持ちのお嬢様。おまけにかなりの巨乳娘。少年誌連載に伴いレズビアンという設定はなかったことになっていると思われていたが、危険を覚悟で鯨の料理を平らげるなど、百合の伏線が見えてきた。が、あまり進展は無い。ちなみに、漢字も全く読めず、「桶狭間の戦い」は「のい！」などと何の躊躇いも無くひらがなのみ読むことがある。
択捉鯨（えとろふくじら）

さくらと同じクラスの同級生、北極学園生徒会副会長。髪の色はピンク色で少しヤンキーぽい性格。オタクは苦手だったが、「竹の子ちゃん」（作中に登場する架空のアニメキャラ）に似ているという理由でさくらに懐かれ、さくらに振り回される事となる。運動神経は抜群だが料理は殺人級に下手。由来は択捉島と鯨。父親には息子として育てられている。
セバスチャン

南極家の執事。年齢は不明だが、不自然なほどの筋骨隆々な肉体で、超人的な体力の持ち主。元ネタは名前から察するに「おねがいマイメロディ」の柊家執事、セバスチャンだが、キャラはむしろ「ケロロ軍曹」の西澤家執事、ポール森山に近い。さくらに影響されたのかどうかは不明だが、コスプレが趣味。さくらの影武者もこなす。が、全く似ておらず、すぐに見分けられる。
南極かえで（なんきょく -）

さくらの妹。年齢は8歳。お約束どおり姉とは正反対のしっかりした性格。姉のオタク趣味には否定的できつく当たることが多いが、本心では姉が大好きな、いわゆるツンデレ。
栗尾ねね（くりおねね）

さくらと鯨の同級生。やや天然気味ではあるもののいたって普通の少女。由来はクリオネ。家は神社。
シャー・チー

中国からの留学生。打倒鯨を掲げて日本に来日する。未だに鯨を男だと思っているようで、彼女に勝ったら嫁にしてくれる約束を信じている。百合。由来はシャチまたはシャチホコ。
マリー・チュパカブラ・Ｗ・ホワイトベア

南極家に匹敵するスーパーセレブでドＳなお嬢様。白熊学園２年１組。南極家の隣に引っ越してきた。択捉鯨曰く、「白髪女」。

さくらとは相撲で戦う。

捕食（ハンティング）のメアリ

マリー・チュパカブラ・Ｗ・ホワイトベアの妹。ホワイトナイツ四天王の１人。レイピアを使って相手を切り刻むのを喜びとする。
知皇（ブレーン）の児玉清美（こだまきよみ）

ホワイトナイツ四天王の１人。クイズデスマッチで敵を翻弄する。
麗恋（ラブ）の伊集院鰈（いじゅういんかれい）

ホワイトナイツ四天王の１人。ナルシストで女装趣味のパンチラマニア。
金剛（ダイヤモンド）の鮪（まぐろ）

ホワイトナイツ四天王の１人。メイド服に眼帯のムッツリ女だが、ムッツリなのは口下手だかららしい。メールでは饒舌かつ気安い口調。

択捉　鯨に匹敵する怪力で、勝負方法は腕相撲。