ホラーゲーム
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ホラーゲームとは、プレイヤーに恐怖感を与え、楽しませるゲームのジャンルである。
[編集] 概要
これらは体験型で生理的感情面に訴えるエンターテインメントであるホラーの性質上、コンピューターゲームとしてのホラーゲームが多いが、昔ながらの怪談にゲーム性や能動的課題解決のためのルールが与えられたものとして、テーブルトーク・ロールプレイングゲームのホラーゲームもいくつか存在する。
カードゲームやボードゲームにも、ホラー的なテーマを取り扱ったゲームが存在するが、「プレイヤーに恐怖感を与える」にはシステムが不向きであるため、それらはホラーゲームには含まれない。
一般には過剰な残酷描写をもってユーザーにアピールする残酷ゲームというジャンルも存在するが、ホラーゲームでは恐怖心によってユーザーに緊張を強いるものであり、古典ホラー作品に見られる「未知の物」や「隠された謎」のほうが重要視される傾向があり、むしろ残酷な描写は避けられる傾向が見られる。
初期はバイオハザードシリーズやサイレントヒルシリーズのような洋風の雰囲気を持つゲームが多かったが、最近は零~zero~やSIREN、ひぐらしのなく頃にのようにJホラーを題材としたゲームも多い。
最近では、携帯向けコンテンツとして、それらの移植版を含め、様々なケータイホラーゲームも配信されている。
[編集] コンピュータゲームの例
- BloodRayne (Majesco Entertainment)
- ディノクライシス (カプコン)
- ファミコン探偵倶楽部 (任天堂)
- 弟切草 (チュンソフト)
- かまいたちの夜 (チュンソフト)
- エネミー・ゼロ (ワープ)
- サイレントヒル (コナミ)
- 零~zero~ (テクモ)
- クロックタワー (ヒューマン)
- バイオハザード (カプコン)
- スウィート・ホーム (カプコン)
- スプラッターハウス (ナムコ)
- SIREN(ソニー・コンピュータエンタテインメント)
- ひぐらしのなく頃に(07th Expansion)
- アリス・イン・ナイトメア(EAgames)
- F.E.A.R. (米MONOLITH社)
[編集] テーブルトークRPGの例
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