ホルトノキ
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ホルトノキ | ||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||
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ホルトノキとはホルトノキ科の植物の一種。学名Elaeocarpus sylvestris var. ellipticus。別名モガシ。
本州西側、四国、九州、台湾、インドシナなどに分布する。花期は7~8月頃。常緑高木であるが、一年中、一部の古い葉が紅葉している。葉は倒卵形でやや鋸歯があり、ちょっとヤマモモに似ているが、より質が厚い。初夏に花が咲く。花は横に伸びた花茎に穂状に着き、個々の花は釣り鐘状で、白い。
公園や庭園によく植えられている。
ホルトノキの名前の由来は、ホルト(ポルトガルのこと)から来た木という説(実際はポルトガル原産ではないが)、江戸時代に薬用に使われていたホルト油(ポルトガル油とも。オリーブ油のこと)の取れる木と誤解されたのでという説がある。
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