ホンダ・XR
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XR(エックスアール)とは、本田技研工業が製造しているオートバイである。シリーズ車種として排気量別に販売されている。
XR80というレーサー(競技車両)として1978年に発売された車両がXR最初のモデルになるが、 日本の公道仕様車としてにデビューしたのは1995年に発売されたXR250が始まりである。
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[編集] XR250・XR250BAJA・XR250Motard
XR250は1995年に発売された。それまで生産されていたXLR250のフルモデルチェンジ車である。
同時に、派生車種でありアメリカカリフォルニア州で毎年開催されているBAJA1000の競技車両をイメージした車両のXLR250BAJAもXR250BAJA(バハ)としてモデルチェンジされた。
2003年にはシュラウドと倒立フォークが付き、派生車種としてXRに17インチのロードタイヤを履かせたスーパーモタードをイメージした車両である、XR250Motard(モタード)も追加された。
2004年(05年型)に発表されたモデルはCRF250Xのイメージにあわせて改良されたが、 XR250BAJAがラインナップから落とされた。
[編集] XR400Motard
XR400Motardは2005年に発売された。この車両は海外輸出レーサーのXR400Rをベースにしており、モタード仕様のみが販売されている。
[編集] XR230
XR230は2005年に発売された。それまで生産されていたSL230のフルモデルチェンジ車であり、 ヤマハ・セローのライバルとしてのツアラー的方向から修正がされている。
[編集] XR50Motard・XR100Motard
XR50Motard・XR100Motardは共に2005年に発売された。 この車両はエイプをベースに、別車種の部品を流用する形で製造されており、 上位のXRとは系統が異なっている。但しエイプ自体はXR100Rをベースに設計されている。
[編集] XR
公道用のXRが発売される前から、 ナンバー登録できない公道走行不可のクローズドコース専用車や、輸出用車両としてのXRが販売されていた。排気量別に数車種製造されていたが、250cc以下の国内車種はCRFなどに引き継ぐ形で、既に製造は終了している。
- XR50R
- XR70R
- XR75
- XR80R
- XR100R
- XR200R
- XR250R
- XR400R
- XR600R
- XR650R・XR650L
[編集] マスメディアへの露出
XR250は最近の仮面ライダーシリーズのライダー専用マシンのベースになっている
[編集] 仮面ライダーアギト
- ギルスレイダー
[編集] 仮面ライダー555
- オートバジン
[編集] 仮面ライダー剣
- ブルースペイダー
- シャドーチェイサー(XR250モタードから変形)
- レッドランパス
- グリンクローバー
[編集] 仮面ライダーカブト
- ガタックエクステンダー
[編集] 仮面ライダー電王
- マシンデンバード