ボシュニャク人
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ボシュニャク人(他にボシュニャック人、ボスニャク人、ボスニアク人、ボスニアック人などの表記が存在し、日本語表記が定着していない、ボスニア語: Bošnjaci)は十五世紀から十九世紀にかけて、オスマン帝国支配下で、イスラム教に改宗した南スラブ人の末裔である。言語的にはクロアチア人、セルビア人と大きな差はないと言われている。
ボシュニャク人という名前はバルカン西部にあるボスニアの国名に由来している。
バルカン諸国の全てのムスリムがボシュニャク人というわけではなく、他にもポマク人のようなブルガリア人ムスリムの民族や、アルバニア人、トルコ人、ロマのような非スラブ人・ムスリムも存在する。
ボシュニャク人はボスニア・ヘルツェゴビナを彼らの民族的故地と考えている。