ボーイズリーグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ボーイズリーグは、少年硬式野球の団体の一つ。正式名称は(財)日本少年野球連盟。
1970年に大阪市で28チームの少年野球団でスタート。当初は近畿圏を中心にしていたが、その後全国各地に参加チームが増加し、2005年現在全国40箇所の支部・600チーム(小学生の部、中学生の部を含めて)が参加し、毎年春季大会、夏季の全国選手権大会を中心にして各地で大会が開催されている。さらに世界少年野球大会や日中、日韓親善試合などの海外交流大会も開催されている。
[編集] ルール
- ルールは公認野球規則に準じたものである。
- 基本的なルールはリトルリーグ、リトルシニアの競技規則と同等であるが小学生のランナーの離塁や振り逃げ(リトルリーグでは一切使用不可)を認めるなど、細かい点は異なる。
- 試合イニングスは小学生は6回、中学生は7回(一般の試合は9回)だが、得点差によってはコールドゲームが設定されることもある。また同点の場合、殆どはトーナメントで行うため延長戦が回数・時間無制限で行われたり、またはタイムテーブルの関係で時間制限付きで、同点の場合抽選で次のステップ進出のチームを決めることもある。
- ヘルメットは各チームとも1試合に付き7個以上使用すること。
- 投手は同じ日に小学生は6回、中学生は7回を越えて投球することが禁じられる。また投球回数の端数(0/3,1/3,2/3)は切り上げて1回と見なす。
- ダブルヘッダー(同一日の連戦)での連投も可能だが、2試合を通して上記の規定投球回数を越えてはいけない。
- (例)第1試合で3回まで投球すれば、第2試合は最大小学生は3回、中学生は4回までしか投球できない。
- また小学生は身体を壊す恐れを考え、変化球の使用が禁止されている。