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ポール・ロビンソン |
名前 |
本名 |
ポール・ウィリアム・ロビンソン |
愛称 |
ロボ、イングランドNo.1 |
カタカナ |
ポール・ロビンソン |
ラテン文字表記 |
Paul Robinson |
基本情報 |
国籍 |
イングランド |
誕生日 |
1979年10月15日 |
出身地 |
ベヴァリー |
身長 |
193cm |
体重 |
90kg |
選手情報 |
在籍チーム |
トッテナム・ホットスパー |
ポジション |
GK |
背番号 |
1 |
利き足 |
右足 |
代表歴 |
キャップ |
32 |
得点/失点 |
0
2006年11月17日現在 |
|
■Template(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
ポール・ウィリアム・ロビンソン(Paul William Robinson, 1979年10月15日 - )はイングランド、ベヴァリー出身のサッカー選手。トッテナム・ホットスパー所属。ポジションはゴールキーパー。身長193cm、体重90kg。
[編集] プレイスタイル
反射神経に優れ、時に信じられない神がかり的なセービングを見せる。またロングフィードが正確で攻撃の起点になることも多い。 一方で、クロスボールへの対処にやや難がある上、バックパスの処理を誤りオウンゴールを誘発するなど凡ミスも目立つ。
[編集] 経歴
リーズのアカデミー(下部組織)を経て1998年にプロデビューを果たす。 2003-2004シーズンにはスウィンドン・タウン戦でGKながらヘディングでプロ初ゴールを挙げる。 しかしリーズ所属時にはナイジェル・マーティンの影に隠れ、コンスタントに試合に出ることができなかった。 2004年にトッテナム移籍後は世界有数の反応力を武器に花開く。その活躍によりマンチェスター・ユナイテッドから高額のオファーを受けていたが、トッテナムと契約延長した。 2006年にはイングランド代表においてデイビッド・シーマン現役時は第3ゴールキーパーに甘んじていたものの、シーマン引退後は抜群の反応力とセービング能力、安定感が評価されディビッド・ジェームスを追いやり正ゴールキーパーの座に着き、当年のドイツワールドカップで全試合でフル出場を果たした。 しかし2007年にロビンソンはイングランド代表において後世に残るような珍事を喫してしまう。EURO2008予選のクロアチア戦でロビンソンはガリー・ネヴィルのバックパスを蹴ろうとしたところ空振っしまい、ボールはそのまま無人のゴールに転がっていった。スローで見るとロビンソンがボールを蹴る瞬間にイレギュラーバウンドしているのがわかる。翌日の地元紙などにこのことを「ROBBISH(ロビンソンとごみくずという意味のrubbishをかけた)」などと酷評され、この試合で数回ナイスセーブを見せていたロビンソンにとっては不幸な出来事であった。通常、GKへのパスはこのような事態に備えてゴールの枠を外すのが鉄則であり、プレスをかけられていたとはいえそれを怠ったガリー・ネヴィルも若干軽率であった事は否めない。 さらに当年ではFAプレミアリーグのホームでのワトフォード戦で、ロビンソンは88mのロングフィードを蹴りそれがワンバウンドして相手ゴールキーパーの頭上を越えてゴールに吸い込まれた。スウィンドン・タウン戦に続くプロデビュー後2得点目を決めた。ロビンソンようにセットプレーのキッカーを任されている訳ではないGKが2ゴールするのは異例中の異例である。
[編集] エピソード
- ロッカールームでは、よくしゃべり、うるさいほどだという。
[編集] 所属チーム