マイケル・ピネーラ
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マイケル・ピネーラ(Michael Pinnella 、1969年8月29日-)はアメリカ合衆国ニュージャージー州ポイント・プレザント・ビーチ出身のキーボード・プレイヤー、作曲家である。1994年から現在に至るまでアメリカのプログレッシブ・メタル・ネオクラシカルメタルバンドのシンフォニーXのメンバーである。
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[編集] 音楽性
- クラッシック出身のプレイヤーであり、シンフォニーXの楽曲の中でも彼の流暢なキーボード・ピアノプレイは定評がある。尚、絶対音感の持ち主でもある。
- 幻想的な音使いが得意であり、透明感のあるシンセサイザーの音色はシンフォニーXの楽曲をより神秘的なものにしている。これは、シンフォニーXの楽曲の特徴を決定付ける面で多大な貢献がある。
- ギタリストのマイケル・ロメオとのソロの掛け合いは、かつてのイングヴェイ・マルムスティーンとイェンス・ヨハンソンの掛け合いを彷彿させるスリリングなプレイをみせる。
- 機材は主にコルグ、Roland、AKAI professional製のもの使用している。最近では、ミュージックシーケンサーを使用したプレイもみられる。
[編集] ソロアルバム
2004年に、ソロアルバム「Enter By The Twelfth Gate」を発表。ボーカルレスですべてのパートをキーボードを駆使して作成された。
[編集] その他の話題
- 既婚者で妻と3人の子供がいる。
- 教会のミサでピアノ、チャーチオルガンを弾くなどヘヴィメタルキーボーディスト以外の顔も持ち合わせている。
- ピネーラの地元の楽器屋に今でも働くことがあり、音楽教室で講師として教鞭をとることもある。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- Symphony X's official website - バンドの公式サイト(英語)