マッコーリー島
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マッコーリー島 |
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(英名) | Macquarie Island |
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(仏名) | Ile Macquarie |
面積 | 12,785ha |
登録区分 | 自然遺産 |
登録基準 | 自然遺産(7),(8) |
登録年 | 1997年 |
拡張年 | |
IUCN分類 | Ia(原生保護地域) |
備考 | |
公式サイト | ユネスコ本部(英語) |
地図 | |
マッコーリー島(Macquarie)はオーストラリア領の無人島で、タスマニア州から約1400kmの地点にある。1997年、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された。
[編集] 概要
マッコーリー島は本土のオーストラリア大陸および、タスマニア島よりも、ニュージーランドに近く位置する。島は全長約34kmの島で、幅は最大5kmという細長い島である。風が激しいため草木が生えず、島には草原が広がっている。一方でペンギンの大規模繁殖地であり、島内では数種類のペンギンを抱える。またアザラシも数種抱える。これらのペンギンやアザラシは20世紀初頭までに乱獲が行われ、その数が激減したが近年の保護活動によりある程度回復した。現在では一般人の観光目的での立ち入りは堅く禁じられている。
[編集] 登録基準
この世界遺産は、世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
- (7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ、最高の自然現象、または、地域を含むもの。
- (8)地球の歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの。これには、生物の記録、地形の発達における重要な地学的進行過程、重要な地形的特性、自然地理的特性などが含まれる。
[編集] 関連項目
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