マッチメイク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マッチメイク (Match Make)
- 不知火京介 のミステリー小説。江戸川乱歩賞第49回受賞作品。あらすじは、プロレスの台本の存在を知らなかった新人プロレスラーが、著名プロレスラーの殺人事件を機に、プロレス業界の仕組を学ぶ。そして、自らも殺人事件に巻き込まれていく。
- 格闘技やプロレスの対戦カードを決定すること。プロレスの場合は試合の台本(ブック)を作ることも含む。本項ではこれについて述べる。
[編集] 概要
マッチメイカーまたはブッカーと呼ばれる人間が、プロレスの興行における対戦カードを決める。また、この場合の試合の大まかな流れや結末も決定する。10分経過のアナウンスが流れたら、AがBをキックでKOする、などである。
またマッチメイクは試合のみならず、リング外での筋書き(アングル)の作成を指すことがある。記者会見場での乱闘のタイミング、場外での襲撃、挑発合戦の方向性(~の形式で決着を着ける)などが代表例である。詳細はアングルの例を参照のこと。
マッチメイカーのシナリオが、その団体の話題性や集客力に直結するため、複数のマッチメイカーによる合議制を敷いたり、外部の脚本家に依頼する団体もある。