マーティン・シーン
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マーティン・シーン(Martin Sheen, 1940年8月3日 - )は、アメリカの俳優。
オハイオ州デイトン出身。本名は ラモン・ジェラルド・アントニオ・エステベス(Ramón Gerardo Antonio Estéves)。『地獄の逃避行』(1974)、『地獄の黙示録』(1979)などが代表作。特に『地獄の黙示録』のウィラード大尉役が有名だが、この役はスティーブ・マックイーンを始め多くの俳優が断った後、廻ってきたものである。日本では未公開だった『バッドランド』に「地獄の逃避行」などという邦題が付いたのは、日本では『地獄の黙示録』より後に知られるようになったからである(もっとも『地獄の黙示録』も、原題は「現代の黙示録」である)。
1961年に結婚。弟ジョー・エステベス(Joe Estevez)と4人の子供達(エミリオ・エステヴェス、チャーリー・シーン、ラモン・エステベス・Jr.、レネー・エステベス)も俳優。
80年代に息子のエミリオ・エステヴェス、チャーリー・シーンが青春スターとして脚光を浴びたが、現在映画とテレビで最も活躍しているのは、この父親である。
[編集] 出演作
- 『ある戦慄』(1967)
- 『キャッチ22』(1971)
- 『激怒』(1972)
- 『刑事コロンボ毒のある花』(1973) テレビシリーズ
- 『地獄の逃避行』(1974)
- 『白い家の少女』(1976)
- 『カサンドラ・クロス』(1976)
- 『ふたりだけの森』(1977)
- 『地獄の黙示録』(1979)
- 『ファイナル・カウント・ダウン』(1980)
- 『ガンジー』(1982)
- 『愛の7日間』(1983)
- 『デッドゾーン』(1983)
- 『炎の少女チャーリー』(1984)
- 『シェスタ』(1987)
- 『ウォール街』(1987)
- 『サンタリア 魔界怨]』(1987)
- 『ディア・アメリカ 戦場からの手紙』(1988)
- 『宇宙への選択』(1989)
- 『彼はメイド・イン・パリ』(1990)
- 『ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録』(1991)
- 『ロズウェル』(1992)
- 『あなたが聞こえない』(1993)
- 『アメリカン・プレジデント』(1995)
- 『気まぐれな狂気』(1997)
- 『スポーン』(1997)
- 『ザ・シンプソンズ』(1997) 声の出演
- 『フル・ブラント』(1998)
- 『ザ・ホワイトハウス』(1999) テレビシリーズ
- 『タイムクラッシュ・超時空カタストロフ』(1999)
- 『O』(2001)
- 『地獄の黙示録・特別完全版』(2001)
- 『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002)
- ボビー Bobby (2006)
- 『ディパーテッド』(2006)
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