ミステリー・トレイン
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ミステリー・トレイン Mystery Train |
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監督 | ジム・ジャームッシュ |
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製作総指揮 | 平田国二郎 須田英昭 |
製作 | ジム・スターク |
脚本 | ジム・ジャームッシュ |
出演者 | 永瀬正敏 工藤夕貴 スティーヴ・ブシェミ スクリーミン・ジェイ・ホーキンス |
音楽 | ジョン・ルーリー |
撮影 | ロビー・ミュラー |
編集 | メロディ・ロンドン |
配給 | オライオン・ピクチャーズ |
公開 | 1989年 |
上映時間 | 113分 |
製作国 | アメリカ 日本 |
言語 | 英語 |
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IMDb | |
『ミステリー・トレイン』Mystery Trainは、1989年制作のアメリカ映画で、メンフィスのホテルを利用することになる3組の登場人物たちのそれぞれの出来事を3編に分けたオムニバス形式で描くが、各編のストーリが同時刻帯に進行しお互いに影響しあう群像劇作品として仕上げた作品。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 内容紹介
第一編(ファー・フロム・ヨコハマ): アムトラック(列車)で日本からの観光中のジュン(永瀬正敏)とミツコ(工藤夕貴)は、テネシー州のメンフィス駅で降車、エルビスのグレース邸見物の為、重いスーツケースを引きずりながら歩くのだが、カール・パーキンスが収録したことで有名なサン・スタジオに着いてしまう。夜、二人はアーケード・ホテルという小さなホテルに泊まることにするのだが…。
第二編(ア・ゴースト): メンフィス空港でルイーザ(ニコレッタ・ブラスキ)は、エアチケットの座席予約がうまく行かずに街に出るのだが、さまざまなトラブルに遭ってしまう。アーケード・ホテルのナイトシフトのフロント係(スクリーミン・ジェイ・ホーキンス)から宿泊を断れ困っているディディ(エリザベス・ブラッコ)と出会い、相部屋利用で宿泊することを提案するのだが…。
第三編(ロスト・イン・スペース): ディディの元ボーイフレンドのジョニー(ジョー・ストラマー)は、友人のウィル(リック・アーヴァイルス)とチャーリー(スティーヴ・ブーシャーミ)と一緒に酒を買うために寄った店で店主(ロケッツ・レッドグレア)を銃で撃ってしまう。3人は、ウィルの義兄が働くアーケード・ホテルに逃げることにするのだが…。
1989年のカンヌ映画祭最優秀芸術貢献賞をジム・ジャームッシュが受賞した作品。ホテルのフロント係とベルボーイ(サンク・リー)の間の会話内容、銃声音、エルビスのブルームーンの曲などを三話のいずれにも反復して挿入し時間の同期をとっており、観客に群像劇としての説明効果として展開を行っている。映画のタイトルのミステリー・トレインは、エルビス・プレスリーの同名曲から由来している。
[編集] キャスト
- 永瀬正敏
- 工藤夕貴
- ニコレッタ・ブラスキ
- スクリーミン・ジェイ・ホーキンス
- エリザベス・ブラッコ
- ジョー・ストラマー
- リック・アーヴァイルス
- スティーヴ・ブーシャーミ
- サンク・リー
- ロケッツ・レッドグレア
- トム・ヌーナン
- サイ・リチャードソン