ミランダ・オットー
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ミランダ・オットー(Miranda Otto、1967年12月16日 - )はオーストラリア、クィーンズランド州ブリスベン生まれの女優。シェイクスピアの戯曲『テンペスト』に登場する美女にちなんで名づけられた。父は『ダンシング・ヒーロー』等で有名なベテラン俳優バリー・オットー。 オーストラリア国立演劇学院(NIDA)卒業。
17歳でタイトルロールを演じた『Emma's War』以来、オーストラリア国内では人気のある若手女優だったが、初主演作『ラブ・セレナーデ』(1996年)がカンヌ国際映画祭でカメラ・ドール受賞。国外でもその名を知られるようになる。 その後いくつかのハリウッド映画に出演し、ピーター・ジャクソン監督の大作『ロード・オブ・ザ・リング』三部作でのエオウィン姫役で一躍有名になった。
2003年に英国で活躍する俳優ピーター・オブライエンと結婚。
2005年には、トム・クルーズ主演スティーヴン・スピルバーグ監督作品、『宇宙戦争』にも、クルーズの妻でダコタ・ファニングとジャスティン・チャットウィンの母親役で出演している。
[編集] 主な出演作品
- ラブ・セレナーデ Love Serenade(1996年)
- 女と女と井戸の中 The Well(1997年)
- シン・レッド・ライン The Thin Red Line(1998年)
- ホワット・ライズ・ビニース What Lies Beneath(2000年)
- ヒューマン・ネイチュア Human Nature(2001年)
- ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 The Lord of the Rings: The Two Towers(2002年)
- ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 The Lord of the Rings: The Return of the King(2003年)
- フライト・オブ・フェニックス Flight of the Phoenix(2004年)
- 宇宙戦争 War of the Worlds(2005年)
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