モスレム
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モスレム(もすれむ)は、メタルギアやポリスノーツなどの小島秀夫監督作品に登場する架空の先折りタバコの銘柄。モスレムは先折りタバコだが、「ライターで火を付けたほうが、味を増す。」らしい。今では無煙タバコがタバコ業界の主流となっているため需要が少なく、一部の「有煙タバコファン」からの注文販売となっている。
[編集] 先折りタバコ
先折りタバコは、煙草の先端部を手で折ることにより発火し、消化時はフィルター側を折り曲げることにより消化する、未来のタバコシステム。灰や副流煙が出ない仕組みになっており、周囲を気にする必要がないため、現在社会問題となっている「煙草全面禁煙」などの問題を解決できた結果となる。だが、ジョナサン・イングラム曰く「火といっても化学反応を利用したもので、葉も加工してある。」ため、ほかの無煙式は「味気ない」そうだ(モスレムも以前の着火式から比べれば大変味気ない)。ポリスノーツの舞台となる2040年代には、社会の「煙草文化排斥」が進み、いわゆる「有煙タバコ」は他の先折りタバコを含め、この「モスレム」が最後となっている。
[編集] 40年代のビール
上の「先折りタバコ」の節を見てもわかるように、2040年代には「たばこ」や「ビール」などは、所謂、日本国憲法の定めるところの「公共の福祉」により廃絶されかかっており、ビールも「コーンとスターチだけで作られた偽ビール」のみの販売となっており、「昔の味を知っている」者にとって「ジュースの代わりにもなりやしない」物である。 このように「ポリスノーツ」は『未来』というものの『寂しさ』や『恐怖』を描いている。