モルグ街の殺人
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『モルグ街の殺人』(モルグがいのさつじん、The Murders in the Rue Morgue)は、エドガー・アラン・ポーの短編推理小説。「グレアム雑誌」の1841年4月号に掲載。史上初の推理小説とされる。本作で登場する探偵オーギュスト・デュパンは世界初の名探偵といわれ、シャーロック・ホームズをはじめとする後の名探偵の人物像に少なからぬ影響を与えた。また世界で初めて密室殺人を扱った作品であるともいわれる。
[編集] あらすじ
モルグ街の一軒の家屋で、住人の親子が無残に殺害される事件が発生。鍵のかかった荒らされた部屋のなかで煙突に押しこまれた娘の遺体が発見され、中庭では首を切られた老婦人の遺体が見つかったのだ。動機を持つ者はなく、現場で聞かれた犯人の言語は証言者によってスペイン語、イタリア語、フランス語と食い違いを見せる。この不可解な殺人事件をオーギュスト・デュパンが鮮やかに解き明かす。
[編集] 飜訳史
[編集] 外部リンク
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