モンゴルの国旗
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モンゴルの国旗は、赤、青、赤の横三色の左側の赤地にソヨンボという意匠を配した旗。ソヨンボはかつてモンゴルで使われていた文字で、ソヨンボの意味には色々な説がある。それぞれの図形は上から、火、地球、水、太陽、月、陰陽をあらわしている。
現在の国旗自体は正確には社会主義政権時代に制定されたもので、1949年からソヨンボの上に対日戦勝(第二次世界大戦勝利)を意味する金星が付いていたが1992年に外された。
社会主義時代からソヨンボはソビエト連邦で言う槌鎌(鎌とハンマー)のマークのようにソヨンボのみの使用も多くもう1つの国章のような扱いを受けていた。またソヨンボ自体にも時代によってバリエーションがあり、時代によっては本当の意味の国章として使用された時もある。