ヤドキング
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ヤドキング | |
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全国 ヤミカラス - ヤドキング (#199) - ムウマ |
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ジョウト ヤドラン - ヤドキング (#082) - ナゾノクサ |
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ホウエン ヤミカラス - ヤドキング (#344) - ムウマ |
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全般 | |
英語名 | Slowking |
進化体系 | 1進化ポケモン |
進化前 | ヤドン |
進化後 | なし |
世代 | 第2世代 |
ポケモン学 | |
分類 | おうじゃポケモン |
タイプ | みず / エスパー |
高さ | 2.0 m |
重さ | 79.5 kg |
特性 | どんかん/マイペース |
ヤドキングは、ポケットモンスターシリーズに登場する491種の架空のキャラクター (モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
第2世代ポケモンの中では、ホウオウ・デンリュウ・ドンファンとともに、早くに公開されたポケモンの一つで、ヤドンの頭にシェルダーが噛み付いた姿である。シェルダーにかみつかれ、毒素で刺激された結果、天才的な頭脳を手に入れた。基本的に哲学肌で、一日中思索にふけることもしばしば。
[編集] ゲームでのヤドキング
ヤドンにアイテム「おうじゃのしるし」を装備し通信交換に出す事で進化する。ヤドンは普通に育ててもレベル37でヤドランに進化する上に、進化の際に消費される「おうじゃのしるし」はアイテムとしての強力な効果を持つこと及びニョロゾ→ニョロトノの進化にも必要となることから、ヤドキングに進化させないことも少なくない。
登場が早かった割りに、シナリオ中で一般トレーナーが一度使ってくるのみで、対を成すヤドランは四天王の一人、イツキも使用し、野生でも出現するのに比べ影が薄い。
特殊防御力に優れ、その面でも打撃防御力に明るいヤドランと対をなす。只、それ以外の能力はヤドランと全く同じで、どちらを使うかとなると最終的には使用者の趣味になる事も多い。もともとラプラスが存在するため、余り使用されるモンスターではなかった。ルビー・サファイア以降では「とくこう」「とくぼう」の両方を上昇させる「めいそう」を両者が取得するのだが、これを採用する場合は打撃・特殊両方の攻撃に耐久力を付ける為にヤドランが優先される。
[編集] アニメでのヤドキング
金銀編の終盤(260話)にて登場。ヤドンの住む泉が枯れかけた時に、ヤドキングが現れ、ヤドンたちを理想郷に導くという伝説のある泉が涸れかけており、この泉を研究していた考古学者の持つヤドンが進化した。念力で滝を割り、伝説どおりヤドンたちを理想郷へと導いた。なお下記の映画のヤドキングは人の言葉をしゃべるが、このヤドキングは人の言葉をしゃべっていない。
[編集] ポケモンカードでのヤドキング
ポケモンカードゲームではヤドキングは、ヤドンから進化する超タイプの一進化ポケモンとして扱われている。弱点は超・草タイプで、抵抗力はなし。
ポケモンカードゲーム拡張パック「金の空、銀の海」では、超タイプとして収録された。その際のレアリティは★で、ホログラム入りのレアカードだった。ポケパワー、「アイテムサーチ」は山札から「ポケモンのどうぐ」を選び出して手札に加えられる効果を持ち、「まぼろしの森」のミュウexや、「封印! サーナイトex」のサーナイトexなどのいやなポケパワー・ポケボディーを持つポケモン対策として、「封印の結晶」を山札から選び出すことができた。
映画公開に因み、「ハマちゃんのヤドキング」のカードがあった。中でも浜ちゃんらしい技が「どつく」。
[編集] 映画でのヤドキング
『幻のポケモン ルギア爆誕』にてゲストキャラの一人として登場。この時はなぜか言葉を話し、文字も読めるようだった。声を演じた浜田雅功と顔が似ている 。
[編集] その他におけるヤドキング
先述の通り、第2世代のキャラクターの中では最初期に登場したモンスター。故に金銀バージョンの発売前後には、多数の関連商品に登場した。