ユーグ4世 (ブルゴーニュ公)
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ユーグ4世(フランス語:Hugues IV, 1213年3月9日 – 1271年10月27日)は、ブルゴーニュ公(在位:1218年 - 1271年)。ウード3世とその2番目の妃アリックス・ド・ヴェルジーの息子。
1218年に父の死去により公位を嗣いだ。1239年には、神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世やナバラ王テオバルド1世(シャンパーニュ伯ティボー4世)が組織した第6回十字軍に参加した。ブルゴーニュ兵はコーンウォール伯リチャードと連合し、1241年にはアイユーブ朝と平和条約を結んだ。またユーグ4世はこの数年前にニカイア帝国に滅ぼされていたテッサロニキ王国の王位も要求した。
ユーグ4世は、ブルゴーニュ公国の版図にChalon-sur-SaôneやAuxonneを加えた。
ユーグ4世は、最初の妃であるドゥリュー伯ロベール3世の娘ヨランドとの間に、ウード(ヌヴェール伯およびオーセール伯)、アリックス(ブラバント公アンリ3世妃)、ロベールらをもうけた。また2番目の妃であるナバラ王テオバルド1世の王女ベアトリスとの間には、ドイツ王ルドルフ1世の妃となったエリザベートらが生まれた。
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カテゴリ: ブルゴーニュ公 | 1213年生 | 1271年没 | 歴史関連のスタブ項目