ライオット
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ライオット(RIOT)は1970年代後半から活動するアメリカのハードロック/ヘヴィメタルバンドである。
メンバー・チェンジの極めて激しいバンドであり、4thアルバム「RESTLESS BREED」の時点で既にギターのマーク・リアリ以外のオリジナル・メンバーは一人もいなかった。その後も殆どアルバム毎にメンバー・チェンジを繰り返し続けている。
独特の哀愁を帯びたメロディで日本を中心に根強いファンがいる。メンバー構成(特にボーカリスト)によって音楽性が少しずつ違うのも特徴だが、どこか物悲しげなメロディは常に不変であり、「ライオット節」と呼ばれファンから支持される要因でもある。日本に関心が高く、2ndアルバム「NARITA」および同アルバムのタイトル曲は日本の成田国際空港にまつわる闘争からインスピレーションを得ている(「TOKYO ROSE」なる楽曲もある)。
結成25周年記念の一環として2005年9月に7年ぶりの来日公演を果たした(但し2005年が結成25周年ではない)。この時のボーカルはマイク・ディメオの代役としてマイク・ティレリが務めた。 2006年7月12日に待望のニューアルバム「ARMY OF ONE」を発売。マイク・ディメオがボーカリストとして復帰している。初期のアルバムおよび「NIGHTBREAKER」で使用されたバンド・ロゴと、謎のアザラシの復活が一部マニアの間で話題を呼んだ。
マイク・ディメオがマスタープランに専念する為に正式に脱退し、2007年1月時点では、後任ボーカリストは未定。
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[編集] ディスコグラフィー
[編集] オリジナルアルバム
- 1977年 ROCK CITY
- 1979年 NARITA
- 1981年 FIRE DOWN UNDER
- 1982年 RESTLESS BREED
- 1984年 BORN IN AMERICA
- 1988年 THUNDERSTEEL
- 1990年 THE PRIVILEGE OF POWER
- 1994年 NIGHTBREAKER
- 1996年 BRETHREN OF THE LONG HOUSE
- 1998年 INISHMORE
- 1999年 SONS OF SOCIETY
- 2002年 THROUGH THE STORM
- 2006年 ARMY OF ONE
[編集] ライブアルバム
[編集] ミニアルバム
[編集] ベストアルバム
- 1993年 GREATEST HITS '78-'90
[編集] メンバー
[編集] 現在のメンバー(2007年1月時点)
- ボーカル: 未定
- ギター: Mark Reale マーク・リアリ
- ギター: Mark Flyntz マーク・フリンツ
- ベース: Pete Perez ピート・ペレス
- ドラム: Frank Gilchriest フランク・ギルクライスト
[編集] 過去に在籍したメンバー
ROCK CITY
- ボーカル: Guy Speranza ガイ・スペランザ(故人)
- ギター: L.A. Kouvaris L.A.コウヴァリス
- ベース: Jimmy Iommi ジミー・アイオミ
- ドラム: Peter Bitelli ピーター・ビテリ
NARITA
- ギター: Rick Ventura リック・ヴェンチュラ
FIRE DOWN UNDER
RESTLESS BREED
- ボーカル: Rhett Forrester レット・フォリスター(故人)
THUNDERSTEEL
NIGHIBREAKER
- ボーカル: Mike Dimeo マイク・ディメオ
BRETHREN OF THE LONG HOUSE
- ドラム: John Macaluso ジョン・マカルソ
[編集] 関連バンド
- Westworld / Mark Reale
- Spastic Ink / Pete Perez、Bobby Jarzombek
- Halford / Bobby Jarzombek
- The Lizards / Mike Dimeo
- MasterPlan / Mike Dimeo
- TNT / John Macaluso
- Virgin Steele / Frank Gilchriest
- Pitbull Daycare / Don Van Stavern
- Leatherwolf / Pete Perez
[編集] 公式サイト
- 公式サイト(英語)
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