リターナー
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『リターナー』(Returner)は、2002年の日本映画。8月31日公開。VFXを多用したSF映画、またアクション映画である。2000年の『ジュブナイル』に続く山崎貴監督の監督第2作。
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[編集] ストーリー
2084年の地球は「ダグラ」と呼ばれる宇宙人に侵略されており、人類は絶滅の危機にさらされていた。未来を守るため、地球に侵略してきた最初のダグラを抹殺すべく、82年の時を越えて少女ミリがやって来る。たまたま彼女は、銃の使い手で闇の取引現場からブラックマネーを奪還し依頼者にその金を送り戻すプロの仕事人「リターナー」のミヤモトと出会った。最初はミリの話に耳を傾けなかったミヤモトだったが、首に小型爆弾を仕掛けられ、嫌々そのミッションに手を貸す。しかし、そこに15年前、かつてのミヤモトの幼馴染を殺したチャイナマフィア・溝口がからんできたのだ・・・。
[編集] スタッフ
[編集] キャスト
[編集] パッケージソフト
[編集] 寸評
この作品の評価は真っ二つに割れている。 まず、評価されているのは、日本ではほとんど製作されないSF・アクション大作に挑戦したという点である。邦画史上類を見ないリアリティのあるVFX、多くの要素を1本の映画にまとめ上げたシナリオなども高く評価されており、一部の評論家は「山崎監督はハリウッドでもやっていける」とまで絶賛している。
その一方で、批判の声も少なくない。 批判の理由の多くは、「オリジナリティがない」という事である。 「リターナー」は意図的にハリウッド映画を意識した映画で、特にハリウッドのSF映画・アクション映画からの引用が多いと見られている。
[編集] 外部リンク
- Returnerオフィシャルサイト
- Returner(2002) at IMDb.com(英語)
- The Returner (2002) DB│リターナーのまとめ@2ちゃんねる映画板