リーサル・ウェポン
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『リーサル・ウェポン』(Lethal Weapon)は1987年のアメリカ映画。アクション映画。
ワーナーブラザーズ配給。
上映時間110分(ディレクターズカット版は117分)。英語。製作費1500万ドル。
目次 |
[編集] 続編
- 『リーサル・ウェポン2/炎の約束』(1989)
- 『リーサル・ウェポン3』(1992)
- 『リーサル・ウェポン4』(1998)
[編集] あらすじ
ロサンジェルス市警の麻薬課から、戦いの最前線に荒々しい捜査ぶりで異動してきたマーティン・リッグス(メル・ギブソン)。リッグスは、死んだ妻が巻き込まれた過去の事件をひきずっており、死を欲しているかのような狂気じみた行動をとる問題刑事である。
リッグスとコンビを組まされることになったロジャー・マータフ(ダニー・グローヴァー)は50の坂にかかろうとするLA市警のベテラン刑事。ふたりは、反発しあいながらも、LAの麻薬組織と戦うことになる。
捜査の過程でマータフの娘が犯罪組織の人質となるが、リッグスは激しい銃撃戦の中、無表情で次々と敵を撃ち倒してゆく。
[編集] 解説
リーサルウェポンは、人間兵器を意味する。反発しあいながらも、犯罪組織とともに戦うリッグスとマータフの中には、コメディタッチな描写や、マータフの家族との接触を描いた人間的ドラマもあり、徐々にふたりのパートナーシップが、築かれていく過程が描かれている。 劇場公開には含まれないが、エンディングは2バージョン撮影されており、 二人がパートナーを解消した形でエンディングを迎えるバージョンもある。 続編の4のDVDに収録されているが、もしこのエンディングが採用された場合は、 続編は作られなかったことになる。
全編を通して、爆発シーン・カーチェイス・銃撃戦など、ハードアクションが多い。
[編集] スタッフ
- 製作:リチャード・ドナー ジョエル・シルバー
- 監督:リチャード・ドナー
- 脚本:シェーン・ブラック
- 撮影:スティーヴン・ゴールドブラッド
- 音楽:マイケル・カーメン エリック・クラプトン
- 提供:ワーナー・ブラザーズ シルヴァー・ピクチャーズ
[編集] キャスト
- マーティン・リッグス:メル・ギブソン
- ロジャー・マータフ:ダニー・グローヴァー
- ジョシュア:ゲイリー・ビジー
- 将軍:ミッチェル・ライアン
- マイケル・ハンサカー:トム・アトキンズ
- トリッシュ:ダーリン・ラヴ
- リアン:トレイシー・ウォルフ
- アマンダ・ハンサカー:ジャッキースワンソン