ルカ・モドリッチ
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ルカ・モドリッチ(Luka Modrić, 1985年9月9日 - )はクロアチア、ザダル出身のサッカー選手。ポジションはミッドフィルダー。
2006年3月に行われたクロアチア対アルゼンチンの試合で代表デビューを果たし、そのまま2006 FIFAワールドカップの代表メンバー入りした選手。
元々は国内でも才能のあるトップ下として幼い頃から注目され、クロアチアのユースチームでも常に主力となっていたが、A代表には同じポジションに1つ年上で父親を代表監督に持つニコ・クラニチャールがいたためなかなか招集されなかった。しかしながら、N・クラニチャールに勝るとも劣らない実力を買われついに招集、N・クラニチャールとの共存という形で代表ではボランチで起用されると慣れないポジションにも関わらず、すぐにチームに溶け込み第二の司令塔となっている。
クロアチアの英雄ズボニミール・ボバンとフランチェスコ・トッティに憧れており、豊富なスタミナと高度なテクニックで相手を翻弄するのが魅力。本職のトップ下としてプレーするクラブではラストパスの出し手となっている。本能的にパスを出すN・クラニチャールとは違い、モドリッチは周囲の状況を冷静に判断し相手の裏をつくパスを出す。また、パスの出してだけではなく自分で切り込みクロスをあげることもしばしばある。
[編集] 所属クラブ
- ディナモ・ザグレブ(クロアチア) 2002-2003、2004-
- ズリニスキ・モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ) 2003-2004
- インテル・ザプレシッチ(クロアチア) 2004
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