ルーブ・ゴールドバーグ・マシン
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ルーブ・ゴールドバーグ・マシン (Rube Goldberg machines) は、アメリカ合衆国の漫画家ルーブ・ゴールドバーグが発案した表現手法。
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[編集] 概要
普通にすれば簡単にできることを、手の込んだからくりを多数用い、それらが次々と連鎖していく事で表現。ルーブ・ゴールドバーグはその複雑さや面倒臭さ・無駄加減さに着目し、20世紀の機械化への道を走る世界を揶揄した。
[編集] コンテスト
1987年にアメリカ合衆国で開始された。このコンテストは、ひとつの工程をどれだけのステップを踏んで行うかで判定される。
日本の多摩大学など、世界各国で同様のコンテストは多く開催されている。
[編集] メディアで用いられるルーブ・ゴールドバーグ・マシン
日本でのルーブ・ゴールドバーグ・マシンの原理を用いた装置は『ピタゴラスイッチ』(NHK教育テレビ)の中で登場するピタゴラそうちが特に有名。バラエティ番組などでも『8時だヨ!全員集合』(TBS)のコントや『爆笑問題のバク天!』(TBS)の「朝の支度を全て自動で…」や『めざましテレビ』(フジテレビ)の「めざマシーン」といったものが挙げられる。『TVチャンピオン』(テレビ東京)では「コロコロからくり装置王選手権」として大掛かりな装置づくりを競った。
[編集] 関連項目
- 車輪の再発明
- インクレディブル・マシーン - ルーブ・ゴールドバーグ・マシンをモチーフとしたコンピュータ・ゲーム