レモングラス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
レモングラス(学名:Cymbopogon)とはアジア料理およびカリブ料理で使用される多年生のハーブ。イネ科、オガルカヤ属に属する。レモンのような風味があり、乾燥させ粉末にしたり、あるいは生のまま使われる。主な使用法はハーブティ、スープ、カレーで、鳥肉や魚、シーフードともよくあう。エッセンシャルオイルとしても使われる。
オガルカヤ属には50種以上の種がある。イーストインディアン・レモングラス(Cyumbopogon flexuosus)はインド、スリランカ、ミャンマー、タイ原産で、ウエストインディアン・レモングラス(C. citratus)はおそらくマレーシア原産である。ウエストインディアン・レモングラスのほうが料理に適している。また、インドでは薬用、香料として使われる。
他の香料用の種としてC. martiniやシトロネラ油が得られるC. winterianus Jowittがある。
カテゴリ: イネ科 | ハーブ | 香料 | 植物関連のスタブ項目 | 食文化関連のスタブ項目