レリクス
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ジャンル | アクションADV/アクションRPG |
対応機種 | PC-8801 PC-9801 X1 FM7/77/77AV X1 turbo MZ-2500 MSX ファミリーコンピュータ [FC] (ディスクシステム) Windows98~XP [Win] |
開発元 | ボーステック |
発売元 | ボーステック |
人数 | 1人 |
メディア | [PC-88・98] 5インチFD [FM77] 3.5インチFD [MSX] ROM or テープメディア [FC] ディスクカード(両面) [Win] CD-ROM |
発売日 | [PC-88・98・MSX他] 1986年 [FC] 1987年4月10日 [Win] 2002年12月19日 |
価格 | [PC-88・MSX (ROM) 他] 6800円 [MSX(テープ)] 5800円 [FC] 4200円 [Win] 8800円 (いずれも税抜) |
その他 | FC版は「レリクス 暗黒要塞」、Windows版は「RELICS ANTHOLOGY」 |
レリクス (RELICS) は1986年にボーステックが発売したPC用アクションアドベンチャーゲームである。1987年にはファミリーコンピュータ・ディスクシステムに「レリクス 暗黒要塞」のタイトルで移植(後述)。登場キャラクターの肉体に乗り移ることができるという斬新なシステムだった。また、ゲームの目的がプレイヤーに任せられていたためマルチ・エンディングであった。1999年にはWindows専用のリメイク版「RELICS - The recur of "ORIGIN"」を、2001年に続編の「RELICS -The 2nd BIRTH-」を発売した。Xboxでの開発も進められていたが、断念された。 なお、リメイク版の2作はアクションRPGである。
なお、2005年に開発元日本ファルコムとしてソフトバンクBBから「RINNE」というアクションRPGが発売されているが、事実上これはレリクスの続編と捕らえることができるだろう。しかしRINNEは公式ページも存在せず、開発元の日本ファルコムのWebサイトにも「RINNE」の名前すらない。
[編集] 多い移植
数多くのPCに移植されたゲームソフトの一つであり、新型PCが発表されるととりあえずこの「レリクス」が移植される、という現象が見られた。開発者によると、根幹部分は当時としてはゲームに使われることは珍しいC言語を使ってプログラミングされたが、処理速度に難が見られた部分は個別にアセンブラで書き直されたという。
[編集] ディスクシステム版の「ロード地獄」
ファミリーコンピュータ用ディスクシステム版「レリクス 暗黒要塞」はゲームそのものの内容よりも、ゲーム開始直後や移動中でもたびたびディスクの読み込み(ロード)が発生する「ロード地獄」のために知名度が高い。