ノート:レ・ミゼラブル
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マドレーヌ市長と呼ばれるようになってからジャンにそっくりな人が罪を犯して捕らえられました。軽い刑で済むはずがジャンと間違われているので終身刑になりそうでした。そこで、ジャンは名乗り出ました。ここでジャンは捕らえられる罪も必要も無いはずなのですが。 なぜかそっくりさんではなくジャンが捕まっています。不思議な内容です。本によってちがうのでしょうか?謎です。
ずいぶん前の記憶なのであいまいですが、ジャンは刑期を終えて出獄したとはいえ、完全な自由の身になっていたのではなく、勝手に居場所を変えたりすることは許されていなかったはずです。 今の日本でいう仮釈放みたいなものでしょうか。
原作を読めば判りますが、プティ=ジェルヴェーから銀貨を奪ったことが罪として加算されます。 ナポレオン刑法では、二度目以降の犯罪は、先に犯した犯罪の刑に加算されますので、軽犯罪でも 死刑や無期徒刑になります。 60.238.126.13 2007年3月13日 (火) 17:54 (UTC)
[編集] 登場人物について
大部分の登場人物については「……」表記で今後の展開を想像に任せる形になっていますが、 エポニーヌやガヴローシュに関しては死んだことが明記されています。私は数日前登場人物の情報を修正する過程で、エポニーヌやガヴローシュの死んだ情報を削除しましたが、結局また復活してしまっています。ということは今後この項目に関しては、ネタバレありということでより詳しい情報を盛り込むことにしたいと思いますがどうでしょうか?
なお手元の仏和辞典を読む限り、petitという単語には「ちんぴら」という意味はありませんし、その翻訳家の強調手法と思われます。「お父様」などの翻訳語も父親や呼びかけとしての「爺さん」を意味するpèreですので、強調する意味はないかもしれません。 60.238.126.13 2007年3月13日 (火) 17:54 (UTC)
『ABC結社』と訳している人もいるかも知れませんが、原文 Les amis de l'A B C のニュアンスとしては、『ABCの友』の方が正しいはずですので、そのように修正しました。 210.147.48.213 2007年3月18日 (日) 11:57 (UTC)
登場人物の項目の編集が続いていますが、あまりにも記述が長くなってきています。 人物紹介は数行にとどめ、それ以降にネタバレ表記を設けて「あらすじ」を作ったほうがよいのではないでしょうか。 61.114.93.32 2007年3月19日 (月) 04:32 (UTC)
ご迷惑をかけてしまい、大変申し訳ありませんでした。 あらすじの項を新たに設け、人物紹介を短くしました。ラストまでの展開は省かせていただきました。 sophia30 2007年3月20日 (火) 21:10 (UTC)
せっかくここまで書いたのですから、このままでいいと思いますよ? 荒筋を長々と書くのもなんですし。125.197.102.223 2007年3月20日 (火) 16:00 (UTC)
ファンティーヌの年齢ですが、原作で矛盾が生じているので正確な年齢が把握できないので、生まれ年を書いていましたが消そうと考えておりますがいかがでしょうか? 理由は原作の、
- 1818年にコゼットをテナルディエ一家に預けた時、彼女は22歳であるという記述がある
- 1823年3月、マドレーヌ氏の療養所の病床でコゼットを待っているとき、「25歳だというのに……」という記述がある
の二点です。:Sophia 2007年3月30日 (金) 16:47 (UTC)
[編集] Inspceteur Javertの階級について
元々現在の日本の警察組織とは異なるので、警部補、警部、警視という訳はそぐわないのですが、同じ人の訳でもばらばらだったりします。 原文を読むと、モントルイユ=シュル=メール時代のジャヴェールは、officier de paix または inspecteur, パリ時代のジャヴェールは inspecteur または Inspecteur de première classe ということになります。 inspecteurは、私服警官と呼ばれる捜査官の、中級警官の階級でしたが、1995年以降制服警官の階級と合同となり、現在では存在しません。
1995年以前の私服警官の階級|1995年以前の制服警官の階級|1995年以降の階級
inspecteur divisionnaire |commandant |commandant 上級警部
inspecteur principal |officier de la paix principal |capitaine 警部
inspecteur |officier de paix |lieutenant 警部補
inspectorはアメリカの警察では警視、イギリスの警察では警部補ですが、フランスの場合はイギリスと同じ警部補に相当します。 だからと言って「ジャヴェール警部補」と訳している人はおりませんし、そもそも中級警官(=警部補+警部)の階級は、 19世紀の間も少しずつ変わったようですし、「警部」という訳がふさわしいと思われます。 125.197.101.117 2007年3月21日 (水) 14:20 (UTC)
追記
歴史的変遷を考えるとinspecteurは「警部補」ですが、「警部補」という訳をつけている仏和辞典はありませんでした。仏和辞典では「捜査官」、「刑事」、「私服警官」という訳が大半で、一部で「警部」と訳されていました。パリに出た後のジャヴェールは、inspecteur de 1ère classe ですが、本人はinspecteurと略して称しております。モントルイユ時代から全体を通じてinspecteurは「警部」と訳すのが一番適切と思われます。 125.197.101.117 2007年3月21日 (水) 14:40 (UTC)