レーサーX
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レーサーX(Racer X)は、ポール・ギルバート率いるヘヴィメタルバンド。
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[編集] 現在のメンバー
- ジェフ・マーティン(vo)
- ポール・ギルバート(g)
- ジョン・アルデレッティ(b)
- スコット・トラヴィス(dr) - ジューダス・プリーストにも所属している。
[編集] 在籍していたメンバー
- ハリー・ショエッサー(dr)
- ブルース・ブイエ(g) - 腱鞘炎を理由に再結成後は参加していない。
[編集] 来歴
- 1980年代後半、シュラプネル在籍の売れっ子でGIT講師であったポールは、シュラプネルの総帥であったマイク・ヴァーニーにバンド結成の話を打診。その際に、ボーカルのジェフとベースのジョン、ドラムのハリーが加わり、レーサーX結成。1986年に1stアルバム『Street Lethal』を発表する。
- その後、パーマネントなバンドとして活動していく事になり、GITでポールの教え子であったブルースを加入させ、ドラムをハリーからスコットにチェンジ。1987年に2ndアルバム『Second Heat』を発表。ポールとブルースの高速ツインギターが話題となり、当時は同じくシュラプネル所属のマーティー・フリードマンとジェイソン・ベッカー率いるカコフォニーと人気を二分した。
- その後、ライブアルバム『Live Extreme Volume』を出して順調な活動に乗り出したが、ジェフが脱退するトラブルがあったり、創始者のポールがビリー・シーンから新しいバンドの結成の話を持ちかけられ、それに参加する事になってポールが脱退を表明し、バンドは存続の危機に立たされた。その後、スコットもジューダス・プリーストに参加する事になり、バンドはブルースとジョンの2人だけになった。2人だけになったバンドは、その後The Screamと名を変え、『Let It Scream』というアルバムを出す。これによって、レーサーXは一旦消滅した。消滅後の1992年には『Live Extreme Volume II』が発売された。これはシュラプネルとの契約が残っており、それを消化する為に未発表のライブテイクを収録したものであった。
- しかし、1999年になると、ポールがMr.Bigから脱退してソロ活動に専念していたところでレーサーXを再結成する事を決意。ジェフとジョン、スコットと黄金時のメンバーで復活を遂げた(ブルースは腱鞘炎の為、不参加)。復活後、アルバムは1999年に『Technical Difficalties』、2000年に『Superheroes』、2002年に『Getting Heavier』を出している。
[編集] ディスコグラフィー
- Street Lethal (1986)
- Second Heat (1987)
- Live Extreme Volume I (1988)
- Live Extreme Volume II (1992)
- Technical Difficalties (1999)
- Superheroes (2000)
- Snowball of Doom Live at the Whisky (2001)
- Snowball of Doom II (2002)
- Getting Heavier (2002)
[編集] 逸話
- ジェフ・マーティンとエリック・マーティンが兄弟という噂があるが、これはデマ。恐らくレーサーXとMr.Big両方ともポール・ギルバートが在籍している(していた)のと、両者の名字が同じだったのでこのようなデマが流れたと思われる。