レーワルデン
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所属国: | オランダ |
所属州: | フリ-スラント州 |
面積: | - |
人口: | 86,405 (1992年) |
レーワルデン(Reeuwarden)はオランダの都市。フリースラント州の州都。オランダ北部の重要な牛市場があり、酪農製品の製造が盛ん。
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[編集] 地勢・産業
干拓事業により造られた土地の為、標高は海面下であり、ワデン海やアイセル湖に程近い。オランダの代表的な酪農の町で、運河が通り、酪農製品の集散地となっている。また、機械・金属・木工・紙製品などの工業も盛んである。。近隣の都市としては、約20キロ西にハーリンゲン、50キロ東にフローニンゲン、55キロ南東にメッペル、75キロ南のズヴォレなどが挙げられる。首都アムステルダムまでは南西に直線105キロである。
[編集] 歴史
かつてはミデル海(13世紀に始まった干拓事業で消滅)に接する港町であった。1453年に都市権を獲得し、1504年にフリースラントの首都となった。また、[1582年]から1747年までの165年間現オランダ王室の祖先にあたるオラニエ家(当時は北部七州の総督)の居地であった。16世紀から18世紀にかけては特に金銀細工の中心地として知られた。第二次世界大戦]]による被害で荒廃したが、戦後復興を果たしている。
[編集] 文化
市庁舎(1724年完成)、重量検定所(1598年完成)などの歴史的建築物が数多く残存する。