ロッカーズ
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ロッカーズは1950年代後半から1960年代前半にイギリスで流行したライフスタイルの呼称である。50年代のアメリカの音楽やファッションをベースとしており、映画『波止場』のマーロン・ブランドやエルビス・プレスリーに強く影響を受けている。
レザージャケットにジーンズ、グリーセット（グリースで固めたスリックヘア。日本での呼称はリーゼント）の、60年代に台頭したバイクファッションに身を包み、ロックンロールやロカビリーなどの音楽を好んだ。ビートルズも62年にデビューする前はロッカーズファッションをしていた。カフェなどにトライアンフなどのモーターサイクル（オートバイ）で集まったり、オートバイでカフェまでの競争を行ったりした事から、彼らの好むオートバイの改造スタイル、改造されたオートバイの事をカフェレーサーと呼ぶようになった。 ロッカーズ全盛期には典型的なカフェレーサーとして、ノートンのフレームにトライアンフのエンジンを懸架する改造が流行し、この仕様はトライトンと呼ばれた。
ロッカーズの聖地として、イギリスのエースカフェがある。また、モッズとは対立した関係であり、ブライトンの海岸で起こった大乱闘は有名である。
また、ロッカーズは日本にも存在しており、年に一度5月に奈良でROCKERS DAYというイベントが開催される。
