ロバート・ノイス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロバート・ノイス(Robert Noyce, 1927年12月12日 - 1990年6月3日)は Intel Corporation (インテル)の設立者の一人であり、集積回路の発明者の一人でもある。
はじめはウイリアム・ショックレーにスカウトされショックレー研究所に在籍したが,まもなくショックレーと意見が合わなくなり,ゴードン・ムーアら若手研究者を伴ってフェアチャイルドセミコンダクターを設立し独立。この社名は,出資企業(親会社)のフェアチャイルド・カメラ・アンド・インスツルメンツに由来する。
フェアチャイルドでは半導体メモリーの研究開発と普及につとめたが,後に親会社との意見衝突や経営悪化をおこし,再びムーアとともにフェアチャイルドを飛びだし,アンドルー・グローヴと共にインテルを設立した。
インテルでは引き続き半導体メモリーを中心に集積回路の研究開発を続け,4004開発以降はCPUの研究開発も開始。世界一の半導体企業を率い,the Mayor of Silicon Valley(シリコンバレーの主) とあだ名された。
カテゴリ: コンピュータ関連人物 | 1927年生 | 1990年没 | インテルの人物