ロングアイランド鉄道
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ロングアイランド鉄道(Long Island Rail Road)はニューヨーク市のマンハッタンとその東に位置するロングアイランドを結ぶ鉄道路線である。メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティの傘下の会社。 アメリカでもっとも多くの乗客を運んでいる近郊鉄道であり、また170年以上の歴史を誇る。
[編集] 路線
長距離路線の一部を除いて電化されている。 以下に掲示した距離はマンハッタンのペンシルバニア駅 (Penn Station) から終点まで。
- Ronkonkoma線 96マイル(155km)
本線とも呼ばれている。マンハッタンのペンシルバニア駅からロングアイランドの北側の東端であるGreenportを結んでいる。 - Montauk線 117マイル (188km)
ニューヨーク市と南東部のリゾート地、ハンプトンズを結ぶ路線。距離はロングアイランド鉄道の中で最長。 - Port Jefferson線 59マイル(96km)
- Port Washington線 20マイル(32km)
- Hempstead線 22マイル(35km)
- West Hempstead線 22マイル(35km)
- Babylon線 38マイル(61km)
- Long Beach線 25マイル(40km)
- Oyster Bay線 35マイル(56km)
- Far Rockaway線 23マイル(37km)
このほか、ブルックリンとクイーンズなどを結ぶ、短距離の路線がある(City Terminal Zone)。
[編集] 運行
- 一部の路線は24時間運行である。
- Express(急行)等の列車種別表示はないが、長距離の路線はJamaica等の乗換駅を除き通過する。
利用については、マンハッタン#島外(市外)との交通も参照のこと。