ワイルドブルーヨコハマ
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ワイルドブルーヨコハマ(Wild Blue Yokohama)は、かつて神奈川県横浜市鶴見区にあった屋内温水プール施設である。
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[編集] 主な出来事
- 1992年6月 - 鉄鋼メーカー大手の日本鋼管京浜製鉄所(現在のJFEスチール東日本製鉄所)の野球場跡地にオープン。
- 2001年 - 波乗りジョニーのPV撮影として使用される。
- 2001年8月31日 - 開園当初の目標の入場者数に達することなく閉園となる。
[編集] 概要
- 東京に近いため、女性アイドルのグラビアやファッション雑誌、イメージビデオ、バラエティ番組などの撮影に重宝された。
- 施設のコンセプトは、一年中常夏の国が体験できる事が打ち出されていた。
- 入場者数はピークでも年間80万程度に留まり、目標の100万人に達するに至らなかった。
- 2007年現在、跡地はヨコハマアイランドガーデンというマンションとなっている。
- 日本鋼管がこれをモデルルームのような扱いとしてプールのシステムを世界へ売り出す計画であったが最終的にはうまくいかなかった。
[編集] 施設内容
[編集] ビーチ
浜辺をイメージした波打ち際に直接腰かけ、各種売店で購入した飲食物をそこで食べたり休憩を取るのだが、持ち込みのシートが認められていたこともあり場所確保に難があった。また有料ではあるが備え付けのリクライニングベンチを利用することも可能。
[編集] メインプール
プールは浜辺から海辺をイメージした設計となっており、奥へ進むほど水深が深くなり遊泳に関しては一定範囲のみ認められており、それより奥はボディボード等を利用する際に使用する。 奥から浜辺側に造られた波が押し出され、時折大波を起こすイベントが設定されていた。 他にも脇から綱を使って振り子のように飛ぶワイルドジャンプと呼ばれる遊戯が提供されているなど、利用者にとって一番利用度の高いプールである。
[編集] ウォータースライダー
緩やかさの違う3本のパイプを用いたボディスライダーと、チューブに乗って1本の河を下るチューブスライダーが提供されていた。
[編集] 外部リンク
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