ワトー
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ワトー
- ワトー(Watto) - スター・ウォーズシリーズの登場人物。本稿で解説。
- ワトー(Watteau) - ジャン・アントワーヌ・ワトー(1684年 - 1721年)は、ロココ時代を代表するフランスの画家。
彼は惑星タトゥイーンで宇宙船中古部品を売る商人で、体は数フィート程、小さな羽を忙しなく動かし、飛ぶ事が出来るという、ファンタジー文学から抜け出てきた使い魔のような風貌の人である。フォースに耐性を持つ惑星トイダリア原住のトイダリアンという種族の出身の為フォースによる心理操作は通用しない。
基本的には計算高いながらも正直な商人である彼だが、如何せんギャンブルに目が無いという悪徳のために、後に財産をほとんど失うと云う不運に見舞われた。 アナキン・スカイウォーカーとシミ・スカイウォーカーが奴隷だった時の所有者でもあった。
クワイ=ガン・ジンとのポッド・レースの賭けに負け(クワイがフォースでイカサマしたため)、子供だったアナキンを譲り渡した。その後、シミもクリーグ・ラーズという男に売った。
奴隷であったアナキン・スカイウォーカーとシミ・スカイウォーカーは彼の所有物であるが、幼いアナキンに対する彼の態度は、奴隷と言う事で悪態や暴言を吐くものの無理な労働はさせず(仕事が片付けば、早く切り上げさせる事もあった)、むしろ彼を『アニー』と呼んで可愛がるなど、叔父等のそれに近い(エピソード2でアナキンと再会した時は『アニーじゃないか』と嬉しそうに喜んでいた)。 シミに対しても使用人としての扱いを崩さなかったところから見ても、けして(見た目や本人が思っている程には)あくどい種類の人では無かったようである。
彼の品揃えは豊富なようで、クワイたちが必要とした部品はもちろん、店の裏のジャンクヤードには2001年宇宙の旅に登場したスペースポッドまでが転がっていた。