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ワロンは、ベルギーの南半分に居住するケルト系住民。人口は約400万人。気質は軽快で、権力に抗する気風がある。言語はフランス語の一方言とみられるワロン(Wallon)語を用い、風俗もフランスの延長といっていいほど似かよっている。宗教はカトリックが多いが、ワロニア地方はベルギーの主要な工業地帯なので、社会党の勢力が強い。第二次世界大戦後、レオポルド3世の復位に反対し、北半を占めるフラマン(フランデレン)人と対立したが、歴史的にフラマン語を使用するフラマン人との対立がある。
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