ワロン語
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ワロン語 Walon |
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話される国 | ベルギー南部、北フランス、アメリカ合衆国ウィスコンシン州の一部 |
地域 | ヨーロッパ |
話者数 | 60万 |
順位 | 100位以下 |
言語系統 | インド・ヨーロッパ語族 |
公的地位 | |
公用語 | なし |
統制機関 | なし |
言語コード | |
ISO 639-1 | wa |
ISO 639-2 | wln |
ISO/DIS 639-3 | wln |
SIL | wln |
ワロン語(ワロン語: walon, フランス語: wallon, 英語: Walloon )は、ワロン地方(ベルギーの南部地域)でラテン語から派生したオイル語系の言語である。しばしばフランス語の方言ととらえられる。
ベルギー以外にも、北フランスの一部とアメリカ合衆国のウィスコンシン州の一部(19世紀に多くのワロン人が移民してきた)においても話されている。
ワロン語を話す人口はおよそ60万人と言われている。
なお、現在のベルギーのワロン地方や首都ブリュッセルでは、実質的には標準フランス語が話され、理解される。ただし、口語にはいくらかのワロン特有の言い回しや訛りが見られる。