ヴワディスワフ1世 (ポーランド王)
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ヴワディスワフ1世(Władysław I,1260年頃? - 1333年3月2日)は、ポーランド王国ピャスト朝の国王。短身王と呼ばれた国王である(在位1320年 - 1333年)。
1306年、ヴァーツラフ3世が暗殺されてプシェミスル朝が断絶すると、クラクフ侯として分裂したポーランドの統一に尽力した。そして、ヴワディスワフ1世は武断的な政策をもって1320年、遂にポーランド統一を果たしたのである。
しかし、統一して内憂が無くなったかと思えば、今度はドイツ騎士団やボヘミア王国などの外患に苦しめられることとなった。1333年に死去し、後は子のカジミェシュ3世が継ぐこととなった。そして、このカジミェシュ3世の時代にポーランドは最盛期を迎えることとなるのである。
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