三橋節子
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三橋 節子(みつはし せつこ、1939年 - 1975年2月24日)は画家。本名。京都芸術大学美術学部出身。夫は日本画家の鈴木靖将。
1973年には利き手の右手を鎖骨の癌により手術で切断。その後は左手で創作を続けたが、不幸にも35才の若さで癌の転移により他界した。画業に傾ける情熱は今なお作品に残されていて色あせていない。
晩年には地元近江の昔話を基にした作品を多く手がけた。翳りのあるタッチと幼子へのまなざしが大きな特徴。
目次 |
[編集] 個人美術館
- 大津市長等創作展示館・三橋節子美術館
[編集] 主な作品
- 『湖の伝説』
- 『三井寺の晩鐘』(昭和48年)
- 『余呉の天女』(絶筆、昭和50年)
[編集] 関連項目
- 梅原猛:三橋と交流があり、『『湖の伝説』―画家・三橋節子の愛と死―』で彼女を取り上げた。
[編集] 外部リンク
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