三瀧寺
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三瀧寺(みたきでら)は広島県広島市西区三滝本町の三滝山の中腹にある高野山真言宗に属する古刹。
809年(大同4)創建とされ"三滝観音"として古くから親しまれている。
境内には水流の異なる「駒ヶ滝」「梵音の滝」「幽明の滝」の三滝があり、その水は平和記念式典の献水にも使われている。
また境内にある朱色の多宝塔は、原爆犠牲者の供養のため昭和26年に和歌山県広川町の広八幡神社から移築されたもので県の重要文化財に指定されている。
その塔内には国の重要文化財でもある平安時代の木造阿弥陀如来坐像が安置されている。
三滝観音は中国三十三観音の第十三番札所でもあり、桜や紅葉の名所でもある。