三菱・シグマ
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[編集] 概要
先に発表され、好評を受けたディアマンテから遅れる事5ヶ月、同じベースを使いディアマンテより室内長で30mm程高い余裕を持った車として先代のギャランから独立し発売された大型セダンである。
初代ディアマンテと殆ど同じデザインで見分けがあまり付かない等、日本国内ではあまりパッとせず警察への配備が多かったモデルである。パトカー仕様は警ら用としては初めてV6・2500ccエンジンを搭載して日本全国で配備された。ちなみに末期モデルはブーメランタイプの散光灯も設定されていた。
4ドアハードトップという理由でディアマンテが輸出できない地域はシグマが輸出され、輸出仕様は3000ccにもMTが設定されていた。
[編集] 歴史
- 1990年11月、ギャランΣ/エテルナΣの後継として登場。ディアマンテとの違いはセダンボディとヘッドライト、フロントグリル、テールランプのみ。
- 1993年マイナーチェンジ。
- 1994年製造中止。輸出仕様とパトカー仕様はしばらく継続生産された。
- 1996年輸出仕様とパトカー仕様車の製造を終了。シグマは6年の幕を閉じた。
シグマは1代で製造中止になったがディアマンテはモデルチェンジを受けており、パトカー仕様はディアマンテに受け継がれた。
[編集] CM・キャッチコピー
- CM曲はヤドランカのカレッジ・ブランジョが使用された。
- キャッチコピーは「比べてほしいセダンです」。