中谷彰宏
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中谷彰宏(なかたに あきひろ、1959年 - )は日本の作家、俳優。
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[編集] 来歴・人物
1959年大阪府堺市生まれ。1978年、大阪府立三国丘高校卒業。一浪後、早稲田大学第一文学部演劇学科入学。大学在学中の1983年、『目覚まし時計の夢』(『早稲田文学』)を発表し、23歳で作家デビュー。
大学在学中は映画史を専攻し、1ヶ月に100本の映画を観るという目標を掲げ、4年間で約4000本の映画を観る。1984年広告代理店の博報堂に入社。CMプランナーとして数々のTV・ラジオCMの企画演出、ナレーションを担当。『面接の達人』シリーズがベストセラーになる。
[編集] 経歴
- 87年ACCラジオCM賞受賞(AGF)。
- 88年ACCテレビCM賞受賞(リクルートフロム・エー)、TCC準新人賞受賞。
- 89年ACCラジオCM賞受賞(ネピア)。
- 90年ACCラジオCM賞受賞(ネピア,AGF)。
- 91年に(株)中谷彰宏事務所を設立し、独立。
- 現在、オスカープロモーション所属の俳優としても活躍中。
[編集] 作品リスト
『面接の達人』『君のしぐさに、恋をした。』を始め、著書が非常に多い事で有名。主として、人生指南系が多い。2007年3月現在、著書は772冊を数える。
そのほとんどは1刷(初版)で終わることが多いが、『面接の達人』は現在もなお就職活動を控える大学生たちにとっては、入社面接という人生の岐路を決める局面に臨む上でのバイブル的存在であるという点で、異色の書である。
[編集] 小説
- いい女だからワルを愛する(青春出版社)
- キスの間に夢を見て(KKロングセラーズ)
- 受験王になろう(ダイヤモンド社)
- 恋愛小説(読売新聞社)
- 恋愛日記(読売新聞社)
- 恋愛旅行(読売新聞社)
- 恋愛不倫(読売新聞社)
- 恋愛運命(読売新聞社)
『恋愛~』は『恋愛小説』をシリーズのはじめとする掌編小説集で、死に際の患者が聞いて回復した「奇跡の一言」が収録されているどれかひとつの作品(あとがきも含む)に出てくるシリーズである。しかしながら、「奇跡の一言」が何であるかは明かされていない。また、このシリーズには「大地康雄似のタクシードライバー」が「奇跡の一言」同様登場する。
[編集] エッセイ
- なぜ彼女に「気品」を感じるのか(PHP出版)