亀井龍夫
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亀井 龍夫(かめい たつお、1930年8月6日 - )は京都府出身の編集者。
京都市生まれ。父は京都帝国大学教授。第三高等学校 (旧制)を経て、1954年、東京大学文学部仏文科卒業。同年、河出書房に入社。主に文芸出版を担当した。
1957年に河出書房を退社し、フリーライターとなる。テレビ関連の仕事もこなした。
1957年11月、新潮社に入社。『週刊新潮』編集部で齋藤十一の薫陶を受ける。1985年、廃刊寸前の健康雑誌だった『新潮45+』が『新潮45』としてリニューアルされた際、同誌の編集長に就任。のち新潮社取締役となり、『小林秀雄全集』刊行を実現させる。1999年6月、新潮社を退社。2007年現在、『月刊ぺるそーな』編集長。