京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センター
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京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センター(きょうとだいがくじんぶんかがくけんきゅうじょ ふぞく かんじじょうほうけんきゅうせんたー)は、京都市左京区東一条に所在する京都大学の附属機関であり、所屋は日本の登録有形文化財に指定されている。旧称は、京都大学人文科学研究所附属東洋学文献センター(きょうとだいがくじんぶんかがくけんきゅうじょ ふぞく とうようがくぶんけんせんたー)。
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[編集] 所屋
京都市左京区北白川東小倉町に設置されている所屋は、1929年4月に義和団の乱の賠償金を資金とした「東方文化事業」の一環として設立された東方文化学院京都研究所として建築された建物である。1930年11月に新築された所屋は武田五一と東畑謙三によって設計され、スパニッシュ様式の建物が特徴となっている。現在は京都大学人文科学研究所の分館として、東方学研究部および漢字情報研究センターによって使用されており、文化財としての登録名も前述のようになっている。
[編集] 事業活動
- 漢籍担当職員講習会
- 「東洋学へのコンピュータ利用」研究セミナー
- 東洋学文献類目検索(データベース)
- 東方学デジタル図書館
[編集] 関連事業
- 2003年に採択された京都大学の「東アジア世界の人文情報学研究教育拠点 漢字文化の全き継承と発展のために 」(学際・複合・新領域分野)という21世紀COEプログラムは、このセンターが主体となったものである。
- 全国漢籍データベース
- CHISE project
[編集] 外部リンク
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